この記事ではバリ島ウブドについて紹介しています。歴史や伝統が残る街並みだけでなく、素晴らしい景観にも恵まれたウブドには世界から多くの観光客が訪れます。コーヒーの産地でもあるため、素敵なカフェや美味しいスイーツにもたくさん出会う事ができます。今回はそんなウブドについて紹介していきます。
もくじ
はじめに
2023年10月、人生で初めてインドネシアのバリ島を訪れました。バリ島というと海をイメージする人が多いかもしれませんが、今回は管理人がコーヒー好きということもあって高地に位置するウブドに滞在することにしました。期間にして5日ほどですが、行くところ全てが新鮮で、楽しい場所ばかりでした。そんな経験をご覧いただいているみなさんに紹介していきたいと思います。
バリ島ウブドってどんなとこ?
バリ島は首都ジャカルタがあるジャワ島の東(対岸)に位置します。インドネシア自体が東西に広いので、インドネシアの中でいうと中央といった感じでしょうか。ジャカルタからの便(10月)だと飛行機で片道2時間、7000円程度で移動できます。最近では日本からも直通便があり、片道3万円台で来ることが可能なようです。時差も1時間なので、海外旅行としてのハードルが比較的低い場所と言えるでしょう。
ウブドはというとバリ島の入口となるングラ・ライ国際空港から北東へ約40キロほどの場所にあります。タクシーで移動すると1時間弱かかります。渋滞時はさらにかかってしまいますが、、、。バリ島の北部には火山がいくつかあり、ウブドはその麓、つまり高原地帯に位置します。昼間は気温30℃を超えてとても暑いのですが、夜は山風でかなり涼しくなります。25℃前後なので、日本の初秋のような気候です。
インドネシアはイスラム教が圧倒的に多いのですが、バリ島はヒンドゥー教徒が多いです。そのため、豚肉料理もあるし、アルコール類も普通にお店で買うことができます。お店のバリエーションも多いので、お店探しには全く困りません、、、というより1つを選ぶのが難しいです!
ウブドのおすすめポイント
ウブドはバリ島の中でも指折りの観光地となります。アジアだけでなくヨーロッパを含めた世界各国から多くの観光客が訪れます。そのため、基本的には現地の、特に接客に関わる仕事をしている人はほぼ英語が話せます。インドネシア語を話すと驚かれますし、一部の人は現地語を使うので、どちらかというとインドネシア語より英語に長けているような印象さえ受けます。これから紹介するお店や観光地も、欧米人が多いです。インドネシアらしさを求めていくと、イメージとは少し異なるかもしれませんね。
レストラン
ウブドのレストランですが、本当に多種多様です。食べたいもので決めないと絶対に迷います。いくつか実際に行ってみた中でおすすめを紹介してみようと思います。
(1)Ivy Cafe
何気なく入ったのですが、ウブドでは生魚を提供しているお店がいくつかあるようで、このお店もその1つでした。ジャカルタでの揚げ物生活に飽き飽きしていたので、魚と生野菜が食べられるサラダボウル(魚と野菜の丼)に!運ばれて来たときにはその大きさに驚きました。価格は1000円程度と決して安いわけではないのですが、中年男子がサラダボウルで満腹になりました。メニューもフレンチ風のものからジャンクフードまで幅広く提供しているので、色々食べたいならおすすめです。もちろんカフェ利用にも。
【外部リンク】Ivy Cafeの場所を地図で見る(GoogleMap)
(2)Bebek Joni Restauran
Bebekとはアヒルのことです。このお店ではBebek Goreng(アヒルの揚げ物)を食べる事ができます。そのほかのメニューや飲み物もバリエーションが豊富です。また、このお店はライスフィールドに囲まれた場所にあるため、ウブドならではの風景を楽しみながら食事をする事ができます。17時くらいでしょうか。夕方の少し早い時間帯に行くと、写真スポットも混雑しておらず、夕日を背景に素敵な写真を撮る事ができます。ぜひ一度足を運んでみてください。
【外部リンク】Bebek Joni Restauranの場所を地図で見る(GoogleMap)
(3)Kayunan Warung and Coffe
たくさんお店がある中で、伝統的なインドネシア料理が食べられるお店の1つです。オープンな店構えで、大通りに面しています。そして驚くべきはコスパです。ウブドでは大体レストランで食べると相場が1000円程度になってしまいますが、このお店のNasi Campur(確かこんな名前のメニューでした)は驚きのワンコイン、500円です。それなりにボリュームもあるので価格を考えるとここより安く食べられるお店はないだろうと思います。白米とインドネシア料理の盛り合わせをぜひ楽しんでください!
【外部リンク】Kayunan Warung and Coffeの場所を地図で見る(GoogleMap)
カフェ&スイーツ
コーヒーで有名な場所だけあってカフェはたくさんあります。メニューにパンケーキを提供しているところも多くありますが、甘党の管理人でも流石に全部食べきれません。ということで、インパクトがあって、観光する際に立地が良く、便利なカフェを1つご紹介。
(1)ANOMALI CAFE
ネットで調べたときに投稿されていたパンケーキが食べたくて訪れました。初日は完売で食べられなかったのですが、2回目の訪問でやっとありつけました。コーヒーのバリエーションも多く、コーヒ好き・カフェ付きの人には1度行ってみて欲しいお店です。ただ、立地が良いことと、手のかかるドリップ方法をとっているので混雑していることが多いです。時間帯次第ですが、座席の確保が難しい可能性も頭に入れて行きましょう。開店直後か夜の早い時間帯なら空いている可能性が高いです。
【外部リンク】Anomali Cafe UBUDの場所を地図で見る(GoogleMap)
ウブド王宮
歴史的な遺産として観光客が足を運ぶ場所になります。正直なところ、特にめぼしいものはないのですが、歴史的な建物のほか、敷地内では現地のかたが舞踊の練習をしていたり、お香の香りが漂ったりしていてバリ特有の雰囲気を楽しめる場所となっています。王宮の前には雑貨店が軒を連ねる市場もありますので、ここもぜひチェックしてみてください。
【外部リンク】ウブド王宮の場所を地図で見る(GoogleMap)
【外部リンク】ウブドアートマーケットを地図で見る(GoogleMap)
ライスフィールド
ウブドは丘陵地帯にあり、そこに広がる田園風景ライスフィールドはウブドの代名詞でしょう。ウブド王宮からは少し離れますが、世界で最も希少価値の高いコーヒー、コピ・ルアクを売り出している地域ということもあってカフェがたくさんあります。景色を楽しみながら食事をできるレストランも多いのでぜひ1度足を運んでみてください。
【外部リンク】ライスフィールドの場所を地図でみる(GoogleMap)
ウブドでの宿泊
ウブドには都市部にあるような大きなホテルはありません。郊外は分かりませんが、メインとなる通りには私たちが普段イメージするようなホテルではなく、私有地に建てられた一棟(もしくは一部屋)を借りる形での宿泊が多いように思います。ホテルを探してみても「ホームステイ」という言葉が付いている宿泊施設が多いのですが、それがまさにウブドの主な宿泊形態と言っていいでしょう。バックパッカー向けの施設ですね。
私が宿泊した宿の部屋は、マッサージのための大きな個室を利用していると言った感じです。広さは十分で4X3mくらいでしょうか。シャワー+トイレ付きで、もちろんクーラーも完備されていました。1泊が1500円程度なので、十分です。ただ入り口が本当にわかりづらいです。もともと私有地だった施設だと、門から入ってさらに自分の部屋まで歩いていかなければいけません。下調べはしっかりして行きましょう。
おわりに
バリ島のウブドについて簡単に紹介しました。ウブドはこじんまりしていて、それほど広くありませんので歩いて回る事ができます。お土産も買えますし、食べ物も景観も文句なしでした。お店自体は多いのでまたもう1度行ってみたいと思える街ですね。雨季になると流石に雨が増えんるのかなとは思いますが、乾季の10月に行くと全く雨は降りませんでした。むしろ日中の日差しがきついと感じるくらいですね。南国気分を味わうには十分すぎました(笑)。少しでもウブドに行ってみたいと思ってもらえたでしょうか?参考になれば幸いです。